2024年01月22日 15:41

日常の登場人物を増やす新たなインフラを開発しているシアン社は、等身大交流システム「CGATE-RA-1007B」を発表した。主に高齢者や障がい者、子どもなどが社会とのつながりを創るためのシステムとして事業を展開する。
「CGATE-RA-1007B」は、高さ約2m、幅約3mのRe-board(R)製大型スクリーンと付属のコンポーネントボックスで構成される。コンポーネントボックスからレーザープロジェクションによってスクリーン部に最大4K解像度の映像を投影。スクリーン上の人々とまるで同じ空間に居るかのような等身大の交流体験を提供する。
スクリーンは軽量で分解組み立てが容易な構造となっており、これまで大型スクリーンの設置が難しかったシーンでも導入が可能。また素材にRe-board(R)を用いることで、液晶LEDスクリーンでは達成できなかった低価格かつ環境負荷の少ないプラットフォームを提供する。
同社の等身大交流とは、大型スクリーンに実物大に近い映像を投影することで、人対人の交流や、実物大の風景、スポーツ観戦等を遠隔で体験できるシステムを活用。地域コミュニティに、新たな出会いと価値を提供できる交流を指す。本システムの設置後は等身大交流のサービスを利用することが可能となり、ラインナップには自社開発コンテンツに加え、今後、パートナー企業が開発したコンテンツも追加される予定。