2024年01月22日 12:47

京都府福知山市は、鬼のまち福知山市のオリジナル絵本「節分で追い出された鬼はどこへ行く?」を公開した。
福知山市は、最強の鬼・酒吞童子など3つの鬼伝説を有する「鬼の聖地」大江山、成田亨さん制作の鬼モニュメント、世界一巨大な鬼瓦がある日本の鬼の交流博物館、また市のイメージキャラクター「酒吞童子」など、まさに鬼づくしのまち。鬼もヒトもみんなでワクワク、楽しみながらまちを盛り上げていく、まさにオニバーサルなまちを目指すプロジェクト「ONIversal city project」を実施している。今回、福知山市になじみ深い「鬼」について市内外の子どもたちにも親しんでもらうべく、約半年をかけて制作したオリジナル絵本「節分で追い出された鬼はどこへ行く?」が完成した。
福知山市の文化をもとに制作された本作は、季節行事として親しまれる節分の豆まきを題材としつつ、「鬼は外」の掛け声とともに各家庭から追い出された鬼たちはその後どうしているのか?、福知山市の大江山に集まる鬼たちの、知られざる想いやユーモア溢れる掛け合いと、節分の豆まきがもつ意味を、妖怪探究家として活躍する中学3年生の関本創さんがかわいいイラストとともに優しく描いた。
絵本は、2月初旬から、福知山市立図書館・市内小学校で貸出、順次全国の図書館に寄贈。パネル展は、1月30日~2月18日、福知山市立図書館中央館ティーンズコーナーで開催。