2024年01月19日 12:30

東京都チャレンジドプラストッパンは、障がいのある当事者の目線で、ユニバーサルデザインを支援するサービス「TOPPANインクルージョンサポート」を1月19日より提供開始する。

「TOPPANインクルージョンサポート」は、東京都チャレンジドプラストッパンと業務提携しているNPO施無畏(せむい)の登録障がい当事者ネットワークと、東京都チャレンジドプラストッパンの社員で構成される約2400名の障がい者パネルを活用したコンサルティング事業だ。障がいの有無に関わらず、誰もが物理的・心理的なバリアを感じることなく自由に外出し、積極的に社会に参加するための一助になれる社会の実現に貢献していく。

「バリアフリー検証」では、公共交通機関/行政機関施設/公園等の社会インフラから、宿泊施設/商業施設/オフィスビル等を、多種な障がい種のパネルが実際に利活用して、アクセシビリティチェック/レポートを行う。「情報発信アクセシビリティ検証」では、企業や団体が発信する情報が、多種な障がい種のユーザーに正しく、確実に伝わるかをチェックする。「調査・リサーチ」では、約2400名の障がい当事者パネルへのアンケート調査はもちろん、「視覚障がい」「聴覚障がい」「車いすユーザー」等、障がいによる属性分けをした上でインタビュー調査を実施。「expaceとの連携による空間設計」では、TOPPANが展開する空間演出ブランド「expace」で提供している空間演出の知見と、障がい当事者パネルの意見を掛け合わせることで、誰もが利用しやすく、誰もがくつろげる空間を提案する。

東京都チャレンジドプラストッパン