2024年01月18日 09:06

兵庫県立長田高等学校とMizkanは、1月17日、長田高校にて、産学協同での取り組みの成果発表会を実施した。

長田高校とミツカンは、2023年8月より約半年間、「ぽん鍋缶」のアイデアの具現化にともに取り組んできた。「ぽん鍋缶」は、コンロや家電のない校内などの環境でも、温かい鍋をいつでもどこでも簡単に食べることができるもので、2022年9月~2023年3月に開催された、「マイナビキャリア甲子園2022年度大会」にて、長田学校の学生で構成されたチーム「ながったらー」が、味ぽんブランドをきっかけに考案したアイデアとなる。

成果発表会当日の1月17日は、「ひょうご安全の日」とされている、阪神・淡路大震災から29年を迎えた日。学生から学校へ、火がない環境でもおいしく食べられる「ぽん鍋缶」の寄贈式も合わせて行われた。

ミツカンは、調味料市場を支えている年代の生活者に限らず、若い世代の目線で、新しいコト・モノを共に創造し、幅広い世代の生活者と繋がっていきたいという想いがあり、「ながったらー」のメンバーの想いやミツカンの想いをカタチにして世の中に「ともに」届ける取り組みをしたいと考えていた。長田高校とミツカンの想いが一致し、「ながったらー」が考えた「ぽん鍋缶」のアイデアを具現化することになり、本取り組みが始まった。

若い世代の生み出す新鮮な視点が、ミツカンのマーケティング戦略や製品開発に及ぼす影響は大きいと感じており、今後も若者たちとの取り組みを継続していく予定だ。