2024年01月16日 10:03

阪急交通社は、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向けて、新しい旅行商品「サステナブルな海外旅行」の販売を開始する。

2015年に国連サミットで採択されたSDGsは、2030年までに17分野で社会課題の解決を目指す世界共通の目標だ。SDGsの達成を観光業で具体的に目指すのがサステナブルツーリズムだが、今回、同社ではSDGsの達成度の高い国を中心に、サステナブルな観光コンテンツを素材とする海外旅行を商品化する運びとなった。

今回の企画は、スイス、フィンランド、ドイツ、オーストリアと欧州4カ国に加えて、カナダ・オンタリオ州とアメリカ・ハワイ州観光局の協力を得て実現した。SDGsの達成度が高い国を中心に旅先として選定し、CO2排出の少ない環境に配慮した交通機関や、環境認証されたホテルやレストランを利用するほか、地産地消の食事を提供するなど、「サステナブルな海外旅行」となっている。

今回東京・大阪発着の合計5コースを企画し、東京発着を1月15日に、大阪発着を1月20日に同社ホームページを中心に随時販売する。ラインナップは、絶景山岳ホテル「ホテルベルビューデザルプ」に泊まる3つの名峰と6つの絶景列車をめぐるスイス10日間、世界でひとつのムーミン美術館を訪れるフィンランド・スウェーデン8日間、ドイツ・オーストリア2カ国周遊9日間、一歩先のカナダを訪ねるオンタリオ州周遊8日間、美しきハワイ・ポリネシア9つの島々を巡る南太平洋クルーズ21日間。

阪急交通社