2024年01月12日 19:32

2023年12月、全国こども食堂支援センター・むすびえと三股町社協は、共同開催で「居場所の解剖学」を開始した。「居場所の解剖学」とは、ゲストと共に 「居場所」の法則のようなものを探っていくオンラインの学びの場。誰もがご機嫌でいられる居場所が地域に増えるための法則を探る。
内閣府が実施した「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和4年)」では、孤独感が「しばしば・常にある」「時々ある」「たまにある」と答えた人が計約40%に上る。これは、初回(令和3年)の調査から約4%増加している。そのような状況下で、孤独・孤立を防ぐ解決策の一つとして、社会的注目を高めているのが「居場所」。
居場所の解剖学は、地域に多様な居場所を増やすべく、居場所を運営している(したい)人やコーディネーターの視点で居場所の法則のようなものを探り、わかりやすく視覚化。「居場所」を通して地域住民のwell-beingを高め、誰もがごきげんに暮らせる地域づくりを実現することを目指している。
居場所の解剖学は全9回。2023年12月に情報公開後、全国から750名以上もの申込みが寄せられ、現在も増加し続けている。多様な視点から居場所を解剖できるよう、人や場に関わる多様な分野のトップランナーをゲストに、「居場所とは何か」を探る。ゲストとの解剖トークを元に、リアルタイムでグラフィックデザイナーが解剖図(グラフィック)を操作する新しいスタイルが特徴。詳しくはこちら。