2024年01月11日 19:49

農林水産省は、食と農とのつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開している。今年度から身近な食である「餃子」をテーマに加え、餃子と餃子の食べ方から日本の食をめぐる課題等について、ともに考えるきっかけを創出する情報発信企画として「餃子から日本を考える。」を推進している。
この度、施策の一つとして立ち上げた、餃子を囲んで日本の食について考える「餃子会議」が本格始動する。家庭での内食と、総菜等としての中食、外食といったあらゆる食シーンで、「餃子」の食べ方を楽しみながら、日本の食について考えてもらう活動を展開する。
「ニッポンフードシフト」では、特に次世代を担うZ世代に向けて、身近な食を取り上げ、その背景にある日本の食や農をめぐる事情や課題について考えるきっかけとなるように昨年度から「カレーから日本を考える。」、本年度からは「餃子から日本を考える。」を官民協働で取り組んでいる。
餃子や餃子の食べ方から日本の食に関する課題について分かり易くひも解いた動画や、餃子を題材にしたラップ動画を配信しながら、Z世代を始め、より多くの国民に日本の食や農への理解と共感・支持を得るためのきっかけづくりを推進している。
御当地のつけタレレシピを全47都道府県へと拡大し、地域毎に順次公開し、餃子の新たな食べ方を提案することで、餃子から我が国の食について考えるきっかけを創出していく。