2024年01月11日 09:39

シーノンは、近年高まる噴火対策の需要をうけて、噴火災害発生時に家庭や会社で必要な1人分をまとめたオリジナルセット「噴火対策備蓄セット」を発売する。
御嶽山の噴火や海底火山による新島出現など、近年は噴火災害への備えに関心が高まっている。噴火災害は発生した火山の近くだけでなく、広範囲にわたる火山灰の被害が発生することが特徴だ。火山灰は微細なガラスの破片でもあり、眼や喉を傷つける恐れがあるため、降灰時はなるべく不要な外出を控えることが望まれる。しかし、近年のコロナ禍の中でも見られたように、降灰期間中も通勤・通学・買物など最低限の外出は必要であり、火山灰から身体を護りながら生活する対策が求められる。
こうした背景をうけ、シーノンでは2023年より「噴火防災シリーズ」としてオリジナルセット商品の開発に取り組み、9月には噴火発生時の一時避難に焦点を合わせた「火山灰対策一時避難セット」を発売した。今回は、同シリーズから新たに、家庭や会社での備蓄を目的とした「噴火対策備蓄セット」の販売を開始。同セットは火山灰対策のマスクやゴーグルなど、噴火発生後に降り続く火山灰の中で通勤・通学・買物など生活上最低限の行動に必要な防災用品をそろえている。噴火発生から3日~1週間程度を目安に、火山灰対策に必要な1人分の用品をセットにした。火山灰から眼や喉を護る高機能なマスク、ゴーグル、全身を覆うレインコート、降灰による下水道停止に備える非常用トイレがついている。
価格は1万4500円(税別)。