2024年01月10日 15:07

HITOTSUは、平時はもちろん、災害時における院内外・病院間の安定的かつ効率的なコミュニケーションを支える医療業界横断コネクトツール「HITOTSU Link」のβ版を1月9日にリリースした。
HITOTSUは、「言った言わない」等の院内および院外でのコミュニケーションの非効率性および取引企業も含めた収益性低下の解消を目指し、医療業界横断コネクトツール「HITOTSU Link」の開発を進めてきた。2023年8月より全国の医療機関・代理店と実証実験を進め、累積投稿メッセージ数は2023年末時点で既に3300投稿を突破しており、平時における医療機関の業務効率化および代理店の営業生産性向上の効果を実証できている。
「HITOTSU Link」は、インターネットにつながるPC・スマートフォン・タブレットから、「HITOTSU Link」ウェブサイト・Appにアクセスし、ID・PWでログインして利用するため、専用端末の準備や投資が不要で、医療機関が費用負担なくすぐ利用開始できることも大きな特長だ。HITOTSUは「HITOTSU Link」の災害時の有用性についてかねて着目していたが、2024年元日に能登半島を襲った大震災を受け、災害時医療の安定供給を支える情報通信ネットワークを一日も早く整備すべきと考え、災害時機能の開発に注力することを決定した。1〜2月を実証フェーズの最終段階と位置づけ、β版として新規参画病院・企業を募集し、3月の正式リリースに向けた準備を進める。