2024年01月05日 12:54

ギブリーは、生成AIを業務に活用するためのプロンプトをセミオーダーで作成代行する「プロンプトBPO」の提供を開始した。
PwC社が実施した国内企業向け調査によると、生成AIを活用中または推進・検討中の人はすでに全体の87%に及んでいる一方で、社外または社内向け業務で活用しているのは36%に留まる。また、これらの企業が生成AI活用において直面している課題として「人材」「ノウハウ」「活用アイデア・ユースケース」の不足が上位に挙げられている。
こうした現状について、顧客の声をもとに具体的な要因を分析したところ、その一つに「業務に即したプロンプトを書くことの難しさ」があることがわかった。生成AIを活用して業務効率化を進めるためには、それぞれの業務に対して適切なプロンプトテンプレートを用意することが望ましいものの、生成AI領域が新しい分野であることから適切なテンプレートを用意するための人材・ノウハウ不足が課題となっている。そこで同社は、これまで培ってきたDXと生成AIの知見を活かし、プロンプト作成代行サービス「プロンプトBPO」の提供を開始した。
同社は2023年4月4日に法人向けChatGPT活用プラットフォーム「法人GAI」をリリース以降、のべ300社以上の生成AI導入・活用を支援してきた。その過程で培われたノウハウ・知見の一つがプロンプトだ。「プロンプトBPO」は、企業の要望に合わせてプロンプトをセミオーダーで作成代行する。担当者の負担を極力かけずに業務に即した最適なプロンプトを提供する。