2024年01月05日 09:02

カタリバは、1月1日に発災した令和6年能登半島地震で被災した子どものための居場所を、1月4日より開設する。

1月1日に石川県能登地方を震源とする「令和6年能登半島地震」が発生し、能登地方を中心に各地で被害が報告されている。今回の災害では、地震による家屋の倒壊、津波、火災などが発生している。カタリバの災害時子ども支援「sonaeru(ソナエル)」プロジェクトチームは、発災後の1月3日より3名のスタッフが現地入りし、子ども支援のニーズ調査を行っている。

4日朝の時点で、石川県では3万4173人が避難しており、414名もの人的被害が報告されている。未だ被害状況の全容が分からず、余震も続くなかで、現地では必死に今日をどう生きるかということだけを考え、考えがまとまらない中で動いて、という状態が続いている。ましてや、日中に子どもたちが安全に過ごせる場所を確保することは難しいというのが現状だ。

そのような先の見通しが立たない状況下、子どもたちや保護者の不安が少しでも和らぐように、孤独にならないように支えることを目的に、被災した子どもたちのための居場所を開設することになった。

1月4日より開始する「子どもの預かり・居場所支援」は、設置する避難所(矢田郷コミュニティーセンター)の許可を得て開設。開設期間は未定となる。対象は4歳~18歳。子どもの預かり・居場所支援、学習支援を行う。開催時間は9時~17時(予定・変更の可能性あり)。