2024年01月04日 15:54

FUKU・WARAIは、アートに特化した就労継続支援B型事業所「アトリエにっと」を1月に開所した。
FUKU・WARAIでは、障がいがあってもなくても夢を持ち社会に出られるよう、多くの職業を選択できる新たな障がい者施設を設立していく。また、地域差による福祉サービスの質低下を解消するため、どこの地域でも質の良い福祉が受けられるよう職員の意識を含めた「支援」「新しい価値を創出する」などの視点からの研修も行い、全国の福祉施設の工賃含めた働き方改革を進め、福祉職で働く仲間の地位向上も目指す。
FUKU・WARAIは「福祉」業界に関わり始め、早20年が経とうとしている。現場から始まり、障がい者施設から生まれる想像力豊かなアート、表現物をデザインと融合することで、社会へのプラスになることを実感してきた。元々福祉施設で働いていた経験から、多くの人と連携し福祉施設をより良い社会資源(開けた場)にし、世の中に浸透させ、社会の一員として活躍できる場、また社会の一員として共に支え合える関係を作れる場を作りたいと思い、今回「アトリエにっと」の設立を進めてきた。
障がい者就労継続支援B型事業所「アトリエにっと」では、アート活動・表現活動が好きな障がいのある人、アート活動に取り組んできた人、これからアートに取り組んでいきたいと考えている人を支援し、アートを産み出す。施設内で生まれたアートを企業へレンタル、アートを使用した企業研修等を通し、障がいのあるアーティストへの金銭的支援や活動の場を提供していく。