2023年12月28日 15:44

バカンは、第一ビルディングが管理運営する、オフィスビル8物件600個室(予定)に、トイレの混雑抑止メディア「VACAN AirKnock(バカン エアーノック)」を導入する。

バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信している。トイレの混雑抑止メディア「AirKnock」は、AIとIoTを活用し取得したトイレのリアルタイムの混雑情報と利用時間を、個室内壁面に設置したモニターに表示することで利用者の自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービス。また個室内に設置されたモニターを通して、施設からのお知らせや広告などを配信できる。

今回はトイレの混雑抑制による施設利用者の満足度向上の推進を目的として、同サービスを第一ビルディングが管理運営する、オフィスビル8物件600個室(予定)に順次導入する。同サービスを使った実証実験では、オフィスで1個室あたり1日45分のトイレ利用時間の削減効果が確認されている。また「30分以上」の個室利用回数が64%減少、20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げている。

AirKnock