2023年12月28日 12:45

今も語り継がれる伝説的な名作冒険活劇、宮崎駿初監督アニメ「未来少年コナン」が、2024年初夏、舞台化されることが決定した。

「未来少年コナン」は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎駿さんが初監督したアニメーションシリーズ。躍動感あふれる描写や、世界観など、その後の宮崎駿作品へと受け継がれている要素がぎっしり詰まった名作として知られている。

また、地震や津波などの自然災害や戦争、エネルギー問題などが物語に取り入れられ、現代にも刺さるテーマを冒険活劇として表現。老若男女問わず長きにわたり多くのファンに支持されている。2020年にデジタルリマスター版が放送。2022年5月からは、三鷹の森ジブリ美術館にて企画展示「未来少年コナン」展が1年半にわたり開催されるなど、新たなファンを獲得し続けている。

その作品を舞台化するのは、日本ではミュージカル「100 万回生きたねこ」などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピントさん。そして、世界的振付家マギー・マランさんの息子で多彩なクリエイターであるダビッド・マンブッフさんが共に演出を担う。兼ねてより宮崎作品を敬愛していた二人の想像を超える感性で、芝居だけでなく、ダンス、歌や音楽、美術、衣裳、照明などを巧みに操り、新しい舞台芸術作品を誕生させる。

東京公演は2024年5月、6月東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。その後ツアー公演あり。その他の詳細は今後発表予定。詳しくはこちら