2023年12月27日 12:57

大東建託は、2024年1月5日より、都市部向け防災配慮型住宅「ぼ・く・ラボ賃貸 DOMO(ドーモ)」の販売を開始する。

同社では、防災プロジェクト・防災と暮らし研究室「ぼ・く・ラボ」の取り組みの一環として、日常生活が非常時の備えにもなる「フェーズフリー」な賃貸住宅の開発に取り組んでいる。今回は、気候変動の影響による災害に着目し、災害の原因を「減らす」こと、災害に「備える」ことを、普段の無理のない暮らしの延長でかなえるフェーズフリーな賃貸住宅となっている。

「ぼ・く・ラボ賃貸 DOMO」の特長は、POINT1:「コンパクト」で災害の原因を「減らす」。形状が円筒形のため省スペースで設置可能な、らせん階段の特性を生かし、コンパクトな間取りを実現。コンパクトにしたことで、建設時の資材投入量も低減している。部屋の気積が小さく風通しも良いため、温熱環境負荷を軽減。建物が小さくても充分な太陽光パネルを搭載できるよう、屋根形状に配慮している。POINT2:「フェーズフリー」で災害に「備える」。半屋外的なつくりのインナーテラス(サンルーム)やさまざまなものを吊るすことができるハンギングのアイテムで、防災と親和性の高いアウトドアライフを後押し。光や風で自然を感じやすい開放的な間取りは天候異変を素早く察知可能なだけでなく、夜間停電時は多くの月明かりを取り込むことが可能。鉄製らせん階段の採用により、万が一の床上浸水時も、2階入居者の退去不要で復旧工事が可能だ。

販売開始日は2024年1月5日。販売地域は一般地域(北海道、多雪地域、沖縄県除く)。

大東建託