2023年12月22日 16:00

パーソルエクセルアソシエイツの「ぺあ工房」は、障害がある社員が手作りしたチョコレート菓子の製造を開始した。
同社では、これまで焼き菓子を中心に製造・販売してきたが、2023年12月より、フランス産の上質なチョコレートを使用した「マンディアンチョコレートバー」「クランチチョコ」の製造を開始。パーソルグループ向けに派遣スタッフ・従業員へのクリスマスやバースデーギフト、取引先への贈答品用菓子として販売を開始した。今後はマルシェやECサイトを通じた一般への販売を目指す。
同社は、障害のある人がはたらける機会をつくり、仲間と一緒に仕事を通じて自立と成長を目指している。パティスリー事業部「ぺあ工房」では、菓子づくりを通じて必要な技術の習得や一人ひとりの特性に合わせた成長を支援している。チョコレート菓子の製造に挑戦した背景には、より付加価値の高い商品の製造を手掛けることで、成長の機会を創出し自立を支援する狙いがある。
チョコレート菓子は、チョコレートの口どけを実現させるため、テンパリング(結晶を均一にするための温度調整)作業が必要となる。製造工程の精度を安定的に実現する技術や温度よって急激に変化するチョコレートに合わせて的確に作業するといった訓練が必要。こうした技術習得に取り組み、このたびのチョコレート新商品の製造・販売に至ることができた。「ぺあ工房」について詳しくはこちら。