2023年12月22日 13:02

narrativeは、空き家などの古民家をリノベーションする住居事業「narrative house」を開始。このたび、第1号物件となる「赤塚長屋(あかつかながや)」(奈良県御所市)が完成した。

同社は「文化財をまもる、いかす」をミッションとして、奈良県下を中心に、歴史的建築物等の文化財を活用した持続可能なまちづくり事業を展開している。今回の「赤塚長屋」は、築約100年の長屋を改修した全2戸の集合住宅で、「御所まち」と呼ばれるエリアに位置。伝統的な建物が今なお守られた陣屋町は、江戸時代の「検地絵図」とほとんど変わらない姿で残っており、歴史の息づかいが感じられる。

建物は、長屋独特の奥行きある空間を効率的に使うための「通り土間」や、古民家ならではの木材や土壁などの自然素材をしつらえ、伝統的な住まいが持つ本来の魅力を感じることができる。入居者は「GOSE SENTO HOTEL」の施設の一つである銭湯「御所宝湯」(物件から徒歩4分)のお風呂が入り放題になる特典付き(入居者2名まで)。

さらに10月には、コワーキングや勉強に最適な古民家フリースペース「宝湯BEKKAN」(物件から徒歩5分・Wi-Fi完備)がオープンした。場所にとらわれないライフスタイルが広がる中、もう一つの拠点や、長期滞在先の施設のひとつとして、個性のある古民家物件を提案する。問い合わせはこちら