2023年12月20日 12:51

ハー・ストーリィが運営する女性インサイト総研は、12月10日発刊の「HERSTORY REVIEW」1月号内にて「女性たちの選ぶ今年の漢字」の調査結果を公開した。

同社は、女性のリアルな声を拾い集め、「暮らしにくさ」「生きづらさ」を解決するための商品・サービスを企業と共創し、社会全体へ循環させる「女性視点マーケティング」を普及している。「HERSTORY REVIEW」は、女性インサイト総研が日本女性の消費動向、市場の最新トレンドを毎月追いかけており結果の月刊レポートを展開し各企業のマーケティングに幅広く活用されている。

「女性たちの選ぶ今年の漢字」調査結果によると、2024年に対する希望として選んだ漢字1位は「和」。第2位「穏」、第3位「幸」となった。2023年は、新型コロナウイルス感染症の再拡大やロシアによるウクライナ侵攻など、世界情勢が大きく揺れ動いた年となった。国内では、物価高騰や円安などさまざまな問題が顕在化し人々の生活に大きな影響を与えた結果が反映され、2024年は平和で穏やかな世界になってほしいという願いが込められていると推察する。なお、2023年の漢字は「苦」に。第2位は「変」第3位は「動」と続いた。物価高騰や円安の状況下では、価格競争に勝つことは難しくなる。そのため、新たな価値を創造し、顧客に付加価値を提供することが重要。顧客のライフスタイルに合わせた商品やサービスの提供やデータ分析を活用したマーケティングなどが有効と言える。

ハー・ストーリィ