YAMAGIWAは、国際的な照明デザイン賞「LIT ライティングデザインアワード2023」宗教施設照明デザイン部門において、同社が照明企画を手掛けた「メモリアルパークののいち」がWINNER（優秀賞）を受賞した。

オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売、照明計画を行うYAMAGIWAは、1923年の創業以来、日本の照明業界におけるパイオニアとして革新的な照明器具・技術を追求してきた。タグライン「The Art of Lighting」のもと、美しい暮らしと社会の実現に向け、光が生み出す美しい情緒的価値を社会に提供し続けている。

「LIT ライティングデザインアワード2023」は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とする「Farmani Group」が運営する国際的な照明デザイン賞。受賞プロジェクト「メモリアルパークののいち」となった、野々市市（石川県）が運営する墓地公園内の施設型合葬墓は、自然素材である木材を多用した大きな屋根と庇のある円形の納骨堂。風雨や日差し等に左右されない屋内型施設の中央には、シンプルで厳かな「和」を表現したシンボリックな礼拝空間があり、特注ペンダント、スポットライト、間接照明等を配置した。全ての光源で調光調色タイプを採用。また、24時間無人運営を行うため、時間帯、四季に応じた照明の制御、演出を自動管理できるシステムを採用。3カ所ある入口には人感センサーを設置し、来堂者を感知して待機状態から起動、参拝シーンへと自動で切り替わるようになっている。

YAMAGIWA