2023年12月19日 19:55

松井証券は、年末年始を前に全国の20~69歳のビジネスパーソン合計1000名を対象とした「2023年および2024年の投資や消費に関する意識・実態調査」をインターネット調査にて実施した。

調査によると、投資を行っているビジネスパーソンは45.1%と、約半数が投資をしている現状が明らかになった。また、興味があると回答した人も18.8%となり、投資への関心の高さが伺える。世代別に見ると、30代が52.5%と投資をしている人が最多。20代も40代以降に比べて高い結果となり、若い人ほど投資をしていることがわかった。

実際に投資をしている人は1カ月にどれくらい投資をしているか金額を聞くと、5万円未満が50.8%と半数以上となった。投資を行っている人にNISA(つみたてNISA、一般NISA、ジュニアNISA)をしているか聞いたところ、73.2%の人が「NISAをやっている」と回答。投資をしている人の中でもNISAへの関心は高い様子がうかがえる。

また、ビジネスパーソンの9割以上が物価上昇を実感しており、金利上昇は若い人ほど実感。投資経験や保有資産の高い人ほど金利高の対策を実施していることも分かった。物価上昇の影響で国内旅行や家電の購入を見送り、金利高の影響で住宅の購入やブランド品の購入を見送る傾向も明らかに。さらに、2024年に行いたいことは国内旅行と半数以上が回答。消費意欲については、投資をしている人、中でもNISAをしている人が高い傾向がみられた。