2023年12月19日 16:05

さが県産品流通デザイン公社は、日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンと連携し、生産者の販路拡大をオンライン・オフラインの両面でサポートする。これは、園芸生産者と実需者や消費者との懸け橋となる「さが園芸888運動マッチングプロジェクト」の一環として行われるもの。
佐賀県では生産量全国2位の玉ねぎや、新品種の開発を積極的に行っているいちご、みかんなど様々な農産物が生産されている。また、日本茶栽培のルーツともいわれ、香りや旨みが強いことが特徴の「嬉野茶」を生産するなどお茶産業も盛ん。しかし、農産物を全国に広めることに興味はあっても、ネットに不慣れでなかなかオンライン直販に踏み出せないという生産者が多い。
この課題を解決するために「食べチョク」と連携。販路拡大を目指す生産者15軒に対し、出品や販売促進に関する研修会・現地サポートをはじめ、購入促進に向けたキャンペーンや都内でのマルシェの実施などオンライン・オフライン両面でサポートを実施していく。
今回の取り組みで「食べチョク」との連携は、都道府県との取組として初の実施となった2020年8月以来3度目となる。今後も、生産者の新たな販路形成から直販における出店・運用スキルの向上まで伴走型で継続的に支援していく。佐賀県×「食べチョク」特集ページはこちら。