2023年12月15日 16:04

アミナコレクションは、2024年2月3日、4日の2日間、「早池峰神楽 岳神楽(はやちねかぐら たけかぐら)」の上演を横浜中華街「シルクロード舞踏館」にて行う。

神楽とは神を祀るために演じられる神事芸能のことで、日本神話の神様にささげる歌や踊り。古くは神座(かむくら:神霊を招いて安置する神聖な場所のこと)に神様をお迎えし、鎮魂や五穀豊穣、厄災の払拭、豊作への御礼のため、音楽や舞などを行っていた。その起源は「古事記」「日本書紀」に記された神話「天岩戸(あまのいわと)開き」にあると云われている。

「早池峰神楽 岳神楽」は、岩手県花巻市大迫地区に伝わり500年以上に渡り伝承されてきたと推測される歴史ある早池峰神楽 岳神楽。昭和51年5月に国の「重要無形民俗文化財」に指定、平成21年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録された。早池峰山への信仰にもとづく山伏(やまぶし)神楽で、「大償(おおつぐない)」と「岳(たけ)」の2地区に伝わる神楽の総称。由緒が同じでほぼ同じ曲目が伝わっている。

祭礼では、始めに「式舞い」。七拍子で優雅な舞いを特徴とする「大償(おおつぐない)神楽」に対し、五拍子で勇壮な舞いを特徴とるする「岳(たけ)神楽」。最後に神の仮の姿と言われている獅子頭に祈祷の舞「権現舞(ごんげんまい)」と、躍動的な数々の舞いが行われる。

このたびの上演、直会(交流会)は、事前申込みが必要。申し込みはこちら