2023年12月12日 13:12

「Bアラート(クマ、サルなど特定の害獣を高精度で検出するAI・通報システム)」が、「Digi田(デジでん)甲子園2023」の予選(有識者による選考)を通過。本選の国民インターネット投票に出場することが決定した。

ほくつう福井支社、北陸電力 イノベーション推進本部 新価値創造研究所、ガルムでは、デジタル技術を活用することで、地域課題解決の一助を目指した活動を推進している。この取り組みの一環として、クマやサルなど特定の害獣が写っている画像だけを検出するAIを開発。富山県や福井県などでの実証実験を経て、害獣の自動検出AI・通報システム「Bアラート」を全国展開している。

一方、「Digi田甲子園」はデジタルの力を活用して地域の課題解決等に取り組む優良事例を内閣総理大臣賞等として表彰する事業で内閣官房が実施。「Bアラート」を獣害に困っている地域へ幅広く紹介することで、効果的な獣害対策検討時の選択肢の一つに加えてもらえればと応募したところ、「Bアラート」を含めた応募総数240件のうち55件が本選へ進出することが決定した。2024(令和6)年1月中旬から2月中旬、国民インターネット投票(本選)が実施される。

「Bアラート」は全国の名だたる専門団体・企業が活用。現状の実用性や利便性の更なる向上アイディアについて意見交換を重ね、随時、システムをブラッシュアップしている。詳しくはこちら