2023年12月06日 12:39

ワタミは、日本経済新聞社が主催する脱炭素の取り組みで有力企業500社をランク付けした、脱炭素経営ランキング「日経GX500 2023年版」において、外食産業で1位を獲得した。

「日経 GX500」とは、2022年より、日本経済新聞社の「SDGs経営調査」内のGX(グリーントランスフォーメション)に関する回答を抽出し、「情報開示」「温暖化ガス削減の具体策」「排出量の管理や削減実績」「省エネや再エネ活用」「削減の目標設定」の5分野においての取り組みを評価し、順位付けしたもの。

ワタミは2019年10月にSDGs推進本部を設立し、脱炭素社会の構築に貢献する「RE100」タスクフォースをはじめ、各事業本部から選出したメンバーによる社内組織横断タスクフォースを5チーム発足。タスクフォースチームによりワタミが取り組むSDGsマテリアリティ(重要課題)を特定して、KPI(中間目標)・KGI(2030年目標)を立て、目標達成のために組織横断で推進して事業活動のなかで実践している。

ワタミグループは、国内7カ所に約532ヘクタールの規模で日本最大級の有機農業、酪農事業を行っている。ワタミファームで採れた有機野菜は、ワタミ手づくり厨房で加工され、ワタミグループの外食事業や宅食事業を通じて、全国の顧客に提供される。さらに、持続可能な循環型社会の構築を目指すワタミグループでは、環境負荷を軽減するための取り組みや、再生可能エネルギー事業として風力発電設備の開発・建設・運転管理などにも取り組んでいる。

ワタミ