2023年12月06日 12:12

太陽油化は、創業以来一貫して資源リサイクル・アップサイクルに取り組んでいる。平成元年から開始した汚泥処理事業では微生物研究に取り組み、微生物資材での新規事業「東京8」を生み出した。今回、その微生物資材「東京8」に、土壌の炭素貯留を高める顕著な事象が発見された。

微生物資材「東京8」とは、JAS有機資材にも登録されているオーガニック農業で使用可能な土壌改良剤。太陽油化の汚泥処理のために研究を続けていた微生物研究の中で発見した微生物叢が、土壌内で微生物の働きを助け植物の成長や病害虫対策に有効。

この炭素貯留の事業化を検討するに当り、個々のジャンルに経験のある企業との共同事業化を推進することで、地球規模の危機に迅速に対応し、脱炭素社会移行を民間ベースで後押ししたいと考え、広く事業パートナーを募集する。参加にあたっては、東京8を10リットル 1万2500円(送料込み、税別)で購入し、すぐさま実験が可能。1ヘクタールの農地に10リットルを希釈して散布する。

舗装されていない土壌全てが対象となるため、森林土壌、公園・緑地や街路や空き地土壌、宅地の土壌、そしてもちろん農地土壌(畑も水田も)での事業化が考えられる。また既に脱炭素化を推進している他の手法や施策との相性も良いと推察され、東京8を追加することで効果アップが期待される。詳しくはこちら