2023年11月27日 12:34

城山博文堂は、ハンコの外枠はなぜ真円なのか?との常識を疑うことから生まれた「ハーモニー印鑑」を11月27日に発売した。
「ハーモニー印鑑」の始まりは、なぜハンコの外枠は均一な真円なのだろうか?との疑問を持ったところからだった。丸い外枠に対して入る名前(文字)の大まかな全体像は四角。それを組み合わせたハンコの印面は、上下左右に余白ができるもしくは、文字を外枠からはみ出し余白を軽減するレイアウトにすることが一般的だった。常識を捨てて客観的にその印影を見た場合、それはバランスが悪いのではないか?と考えた。その違和感をなくすためには、外枠を文字に沿わせる形にする必要がある。かといって、極端に変形させた場合、それはまた違う違和感が出てしまう。そこで基本的な円はそのままに、余白方向の線を太くすることでそれを解消しようと考えた。違和感が出ない程度の太さプラス、太くなったことで多少余白があっても全体のバランスが取れるサイズを模索し、完成形となった。
この印鑑は、外枠と名前のバランスに調和(ハーモニー)を与えることから「ハーモニー印鑑」と名付けた。外枠の種類は、単純に太さを変えるだけでなく、ごく控えめなデザインアレンジを加えたものも含めて5種類。また名前の書き方(縦・横・2行及び1文字)に合わせてそれぞれ3種類の合計15種類を用意した。朱肉を使う印鑑タイプであれば、銀行印として登録可能だ。
価格は、(浸透印タイプ)1990円~、(印鑑タイプ)3120円~(すべて税込)。販売は、webサイト「おもしろMY印鑑」、yahooショッピング。