2023年11月27日 09:36

エーゼログループ「西粟倉森の学校」事業の木材加工流通事業部門は、11月25日に西粟倉の間伐材を活用した家具シリーズ「KIMIKI」を発表、自社サイトにて販売を開始した。
西粟倉村は岡山県の北部に位置し、村面積の約9割が森林となっている。村内の森のうち約8割が針葉樹林になり、2008年から「百年の森林構想」を掲げ、村単位で森の環境整備を進めている。適正に管理(間伐)された森では木が大きく育ち、地面まで日差しが入るため、下草が生い茂り、そこに生き物たちが集まり森が豊かになっていく。西粟倉森の学校では、西粟倉村で間伐された木材から木製品を製造し、顧客に提供することで、森と人、双方の環境の豊かさにつながる事業を展開している。
「KIMIKI」は森と人が繋がる架け橋としての家具を目指し「木を感じ、森を嗜む」をテーマに生まれたシリーズ。木材としては避けられる節や耳の部分を、木材の生命力を感じる魅力ある素材と再定義し、家具のメインマテリアルとして活用している。耳(MIMI)、芯(SHIN)、辺(HEN)の3種類の素材展開があり、木の幹からとれる材料の取り方で家具の印象が変わるよう素材を展開している。11月25日からは木の外周部分を活用した耳(MIMI)のみ販売開始。その後、芯(SHIN)、辺(HEN)と展開を増やす予定だ。
販売開始日は11月25日。