2023年11月22日 09:58

ディップは、女性社員のキャリアとライフプランの両立を支援する「卵子凍結補助」を福利厚生制度に導入した。
同社は20代と30代の社員が9割を占めそのうち半数が女性社員となり、女性の活躍が持続的成長に不可欠であると考えている。これまで自律的キャリアを育む「Fプロ」や性差を意識したマネジメント研修など、女性活躍を推進する様々な施策を展開してきた。現在、女性課長職比率が年々上昇している同社では、上級管理職における女性比率を高めていくことが重要だ。これを実現するためには、出産や女性特有の健康問題に対するサポートを拡充していくことが不可欠となる。
今回、キャリアとライフプランの両立を支援するため、同社は39歳までの女性正社員を対象に、卵子凍結費用を最大40万円補助する「卵子凍結補助」を福利厚生制度に導入した。同制度の導入に伴い、男女の性差や身体、健康についてのヘルスリテラシーの向上と、卵子凍結の有用性に関する理解の増進を目的として、グレイスグループによるサポートのもと、専門医による社員向けのセミナーも実施する。グレイスグループは、「子供を持ちたいと願う一人でも多くの女性の夢がかなう未来の創出」をミッションに掲げ、女性の活躍をサポートするための最先端の医療サービスを提供している。6月に実施した女性の健康問題に関する社内アンケートでは、対象年齢の女性社員の約3割が同制度の利用を希望しており、その活用が期待されている。