2023年11月21日 09:05

しおまち企画では、2022年12月より、商店街を活性化するプロジェクトとして、店舗と宿泊施設が一体化した建築ユニット「ショップハウス」の開発を進めている。10月25日、ショップハウスの2棟目が瀬戸田港近くのしおまち商店街エリアに誕生した。

1階のテナントスペースには、来春に飲食店が開業予定。2階には、同社が運営する宿泊施設を併設した複合施設「SOIL Setoda」の客室を2部屋新設し宿泊運営を開始している。

「ショップハウスプロジェクト」とは、しおまち企画が空き店舗や空き地の活用を通して、商店街全体の活性化を目指すプロジェクト。2025年までに、空き家を活用したリノベーション型と空き地を活用した新築型を合わせてショップハウス10棟の開発を目指している。

フェーズ1では、SOIL Setodaに隣接した物件で、ショップハウスのプロトタイプとして「リノベーション棟(4月開業)」と「新築棟(10月開業)」をそれぞれ開業。しおまち商店街エリアで複数の物件を取得しており、3棟目以降の建設も計画中だ。

10月25日、本プロジェクトの第2弾となる新築型ショップハウスを開業した。本建築ユニットは建築面積が40平米とコンパクトなため、商店街の中の空き地などスペースが限定された土地にも適している。この新築型はしおまち商店街エリアで複数展開していく予定だ。