2023年10月26日 12:54

東京都書店商業組合は、「明日にも、本屋さんを」プロジェクトを、10月27日より始動する。近年、電子書籍の台頭・書籍のネット購入率の増加などを受け、全国の本屋の数が激減している。2000年には2万1495店舗存在した本屋は、2020年には1万1024店舗と約半数にまで落ち込んだ。東京都にある街の本屋を中心に組織する本組合の加盟店舗数もまた、2022年1月時点で287店と、1984年の1426店のピークから約80%も減少している。

書店数が減少しているなか、行く習慣がない・きっかけがない人が増加している現状を変えるため、本組合では「明日にも、本屋さんを」プロジェクトを始動することとした。本プロジェクトでは、新しい本屋の楽しみかたを提供することを目指して、TVアニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」とコラボした本屋巡り謎解きゲームを開催する。このイベントは、東京都内約180の書店を謎解きスポットとして、無料で楽しめる体験型ゲームイベント。

また、「わたし、本を、本屋で買う人。」を合言葉に、梶裕貴さん・井上咲楽さん・本仮屋ユイカさんを始めとして、本プロジェクトを応援する著名人と、本屋の楽しみかたを伝える購入者特典小冊子を製作した。12月1日より都内対象書店にて配布を行う。詳しくはこちら