2023年10月25日 16:02

47ホールディングスは、10月、REMAREのサービスを利用し、オフィスで出るペットボトルゴミ(キャップ)を文具にリサイクル。同社のオフィスで出たペットボトルゴミ(キャップ)を使い、REMAREがマガジンラック・バインダー・コースターを制作した。

47ホールディングスでは日頃から、ペーパーレス化や省エネの促進、機密文書の廃棄後のリサイクルなどに取り組んできたが、ペットボトルゴミを再利用したSDGsの取り組みは初。またREMAREでは海洋ゴミを集めて再生し、プラスチックのペレットや天板に加工して販売しているが、社内で集まるペットボトルゴミの再資源化は同社にとっても初の取り組みとなる。

多くの中小企業にとって、SDGsへの取り組みは着手したい施策でありながらも、予算や工数不足が課題となり、後回しになりやすいもの。いざ始めようと思っても、「何から手を付けていいかわからない」といったケースも少なくない。

今回実施したペットボトルゴミの再利用は、オフィスで取り組めるSDGs施策としては新しいアイデア。また実施に向けてのハードルも低いことから、多くの中小企業にとって再現性が高い取り組みであると考えている。また、リサイクル後の文具が会社の備品になることで、従業員にとってSDGs推進の当事者意識が深まるきっかけにもなる。