2023年10月19日 15:32

サウンドファンは10月20日より、ステレオアンプを内蔵した新製品「ミライスピーカー・ステレオ」の発売を開始する。
サウンドファンは、今年創業10周年を迎えた。創業者の「父親の難聴の悩みを解決したい」という思いと「蓄音機の音は耳の遠い高齢者にも聞こえやすい」という情報をきっかけとして「ミライスピーカー」を開発。2020年5月に一般家庭向けとして「ミライスピーカー・ホーム」が発売されてからは、耳に不自由さを感じている人やその家族などに受け入れられ、現在では累計約20万台を販売している。
新発売の「ミライスピーカー・ステレオ」は、テレビの言葉だけでなく音楽も聞き取りやすく、横置きで無駄のないシンプルなデザインが特徴。振動板全体から同時に音が出るので指向性が広く、部屋の中のどこにいても音が聞こえる。声の明瞭度や音声帯域の発音効率が高いため、音量を上げなくてもはっきり聞こえ、ステレオアンプ内蔵で音楽や映画の背景音などの迫力も楽しめる。また、曲面振動板とドライブユニットのハイブリッド構造のため、位相ずれや遅れがない。さらにユーザーからの要望に応え、リモコン操作や光デジタルでの入力を可能にした。
「ミライスピーカー・ステレオ」のプロトタイプを最初に作製したのは、2020年3月。約80パターン以上の曲面形状、振動板素材を試作し、聞こえに悩みを抱えている人々の協力を得て、3年以上の時間をかけて完成した。公式オンラインストアでは 20日午前9時発売開始。