2023年10月19日 15:24

キッシーズは、日本ドッジボール協会と協力し、世界で主流のボール5個を使用したマルチドッジボール専用ボールを企画開発。日本でのマルチボール普及の一助を担う。
1個のボールを相手コートに投げ、当てられたら外野へ。外野は相手の内野にボールを当てたら自陣の内野に戻れる。実はこのドッジボールボールのルールは、日本を含めたごく限られた地域でのルール。世界で楽しまれているドッジボールは、ボール5個を使用した「マルチボール」と呼ばれ、専用の布製ボールを使用する。独特のルールも存在し、格闘技のようなスピーディーな展開で楽しまれている。
同社ではこれに注目し、スポーツの視点から文化の多様性をそのまま理解し、その過程を通じてこれまでとはまた異なるアプローチにより、日本全体を国際化へ繋げる絶好の機会と考える。そして日本で活躍している選手を海外でも活躍させたい、日本のドッジボールを海外でも普及させたい。そんな思いから、まずマルチドッジボールのワールドカップで日本が優勝することを目指している。
しかし、直径約20cmの布で覆われた専用ボールは国内での調達ができず、選手たちが海外チームから個人輸入しており、一から生産する必要があった。このたび在パキスタン日本大使館の協力のもと、パキスタンでの生産のめどが立ち、正式に日本ドッジボール協会との生産販売契約を結ぶこととなった。片手でつかめる20cmサイズの直径で、レッド・ブルーの2色展開で発売する予定。