2023年10月18日 09:51

フロントビジョンは、同社のアウトドアブランド「MAAGZ」が開発した「ANIMAL LIGHTER / うんちの着火剤」が、2023年度グッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会)において「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した。

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。「ANIMAL LIGHTER / うんちの着火剤」は、さまざまな草食動物の糞を主原料にした、MAAGZオリジナルの着火剤。インドの乾燥糞燃料からヒントを得たアイテムだ。専用の窯の中で加熱処理後、プレス機で高圧縮をかけペレット状に成形。表面はサラッとしていてベトつかず、一般的な固形着火剤と同じように使用できる。この着火剤のテーマは「自然との循環」。売り上げの一部は野生動物の保護活動に役立てられる。

同製品は、「自然に恩返しできるプロダクトを作れないか」という思いから開発をスタート。「焚き火の際に、同じ地球で暮らす様々な生き物たちに思いを馳せる瞬間が生まれてほしい」という願いを込めている。また、同企画がスタートした頃はコロナ禍の真っ只中でもあった。多くの動物園が休園せざるを得ない状況を見た時に、その園独自の動物たちの糞でつくることで、日常が戻った時に人々が足を運ぶひとつのきっかけになってほしいという思いもあった。

価格は、M size:1210円、S size:900円(すべて税込)。

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