2023年09月25日 13:01

グラフィック社は、書籍「サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界」を、10月に発売する。

未知の事柄を具象化しながら、想像の世界へと読者を誘うサイエンス・フィクション(SF)。本書では、その広大なSFの世界を「人間と機械」「宇宙の旅」「コミュニケーションと言語」「エイリアンと疎外感」「不安と希望」の5部構成で探査。20世紀半ばに生まれた名作に影響を与えた科学者たち、気象問題を取り上げた近年の作品が提唱する新しい生活と、SF作品における科学とSF文化の進化を辿る。映画、アニメ、文学、アートなどのカルチャーとともに、宇宙、ロボット、エイリアンなど、あらゆるジャンルを横断して紹介する。

本書は、「メトロポリス」「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」「ブレードランナー」などSF映画の代表作はもちろん、「ゴジラ」「AKIRA」「風の谷のナウシカ」「カウボーイビバップ」など日本の作品もたっぷりと紹介されている。また、チャーリー・ジェーン・アンダース、ヴァンダナ・シン、テイド・トンプソン、キム・スタンリー・ロビンスンら、SF界を代表する現代作家たちへの貴重なインタビューも掲載。SF解説書の決定版といえる1冊だ。なお、本書は2022年10月からロンドンの科学博物館で開催された「サイエンス・フィクション」展のガイドブックの翻訳版となる。

定価は4620円(税込)。発売日は10月。

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