2023年09月22日 09:58

第20回全国藩校サミット文京大会実行委員会と漢字文化振興は、11月18日、「第20回全国藩校サミット文京大会」を開催する。
「全国藩校サミット」は、各地域に息づいている藩校の伝統や精神を現代の視点で見直し、次代に生かしていくため、2002年に文京区の湯島聖堂(旧昌平坂学問所)で開催されたのがはじまりで、それ以降毎年、旧藩校所在地の持ち回りで開催されている。第20回の節目を迎える今年は、全国藩校サミットの初回開催地である文京区で開催する。文京区には、江戸時代に幕府の官学の府ともいうべき昌平坂学問所(湯島聖堂)があり、また、徳川家ゆかりの寺社をはじめとする神社仏閣や大名屋敷、武家屋敷が多数置かれていたことなどから、第20回大会の開催が決定した。
当日は、江戸消防記念会による木遣り・梯子乗り(東京都指定無形民俗文化財)等の披露や、藩校で主に学ばれていた学問である儒学の古典「論語」の素読発表、記念講演などを通じ、江戸時代の文化や藩校教育を紹介する。会場には30名以上の旧藩当主が集まり、来場者に向けて挨拶をする。文京区にゆかりのある旧藩当主の人々も登壇し、話を聞く予定だ。
入場料は無料(500名、抽選)。有料チケットは1000円(全席指定・大会冊子付)。開催日時は、11月18日13時30分〜18時(予定)。会場は、文京シビックホール 大ホール(東京都文京区春日1-16-21)。