2023年09月21日 15:54

Wolt Japanは、甲子化学工業が製造するホタテの廃棄貝殻からできたヘルメット「HOTAMET(ホタメット)」を、デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」専用仕様で特注し、札幌、函館、盛岡、仙台の各エリアで稼働しているWoltの配達パートナーの中から希望者に、数量限定で進呈する取り組みを開始する。

Woltはヘルシンキを拠点に、地域で愛される人気のレストランやショップとの出会いの機会を創出し、商品の迅速な配送サービスを提供するテクノロジー企業。「HOTAMET」は、ホタテ水揚げ量日本一に何度も輝く、国内有数の生産地である北海道猿払村のホタテの廃棄貝殻と廃棄プラスチックを組み合わせたエコプラスチック素材「カラスチック」を採用した環境配慮型ヘルメットだ。4月からすべての自転車利用者に乗車用ヘルメット着用の努力義務が課されたことを受け、配達パートナーの人々がヘルメット着用の必要性を再認識すると同時に、環境への配慮にも思いを馳せてもらう機会となればと考えている。

Woltでは、配達で発生する二酸化炭素の排出枠の購入や、古紙100%のリサイクルペーパーで作られた紙袋のレストランへの無料配布など、持続可能性に係る様々な取り組みを進めている。廃棄物を有効活用するエコサイクルの取り組みとして、「HOTAMET」進呈の対象地域の拡大も今後、検討していく。

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