2023年09月21日 12:58

海のごちそう推進機構と海と日本プロジェクトin青森県は、魚をさばくという日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in 青森」を10月1日に開催する。
同イベントは、親子20名が地引網に挑戦し、「アジ」と県魚であるヒラメをさばいて実際調理をして食すことまでを行う体験型の学習プログラムで、当日は講師として漁師カードでおなじみの漁師・小枝哲さんを招いて地引網と魚をさばく体験を行うほか、県庁水産振興課の伊勢田亜美さんに陸奥湾と魚・取り巻く現状についての座学を開催する。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。「日本さばける塾」も県内では今年で3回目の開催となる。「海と日本プロジェクト」は、さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトだ。
参加費は無料。日時は10月1日 9時~14時。申込締切は9月22日。地引網体験会場は、しゃりきサンセットドーム(青森県つがる市富萢町屏風山1-1)。魚さばき・調理体験会場は、車力小学校(青森県つがる市車力町屏風山1-270)。