2023年09月19日 09:05

シェアードクリエイションは、AIシステムの開発を行うアバタープラットフォームと業務提携を締結し、企業の教育研修に関する新サービスを共同開発する。

企業が社員の教育研修に割く時間・人員・コストは、近年増加傾向にある。民間シンクタンクの調査によると、1社あたりが教育研修にかける費用の総額は2021年が5221万円、2022年度が6603万円だった。またその費用について、半数以上の企業が、今後3年間さらに増加する見通しであると答えている。その一方で離職率は上昇傾向にあり、人材育成に対する難しさ、課題を感じている企業も少なくない。

シェアードクリエイションの強みは映像・アニメーション・バーチャルキャラクター制作などのクリエイティブ技術で、これまで多くの企業の採用活動をサポートしてきた実績がある。また、アバタープラットフォームは、卓越したテクノロジーでビジネスに役立つAIシステムを研究開発している。上記の課題についてAI技術を活用して解決・改善すべく、両社がタッグを組み、教育研修領域における新しいサービス開発を進めていく事となった。

なお、この共同開発事業については、今年度大分県が実施するビジネスプラン支援プログラム「GEAR」に採択された。地域企業や行政機関などの支援を受け、仮説検証(PoC)を行っていく。