2023年09月12日 19:50

材は、現在三沢市内にUIターン希望者の受け入れおよび地域企業のIT化を促進する街づくり拠点を目指し、シェアオフィスBLUEの建設を進めている。

当企画は、首都圏からUIターンしたい若者や夫婦の移住意識調査結果を元に、ITを中心とした新しい働き方を用意して移住者を増やしたい地域と、青森に戻りたいが仕事の選択肢が少ないために戻りにくいという移住希望者のギャップを埋めるための取り組みとなる。

拠点はIT・ベンチャー企業やエネルギー関連企業等が入居するシェアオフィスとして建設が進んでおり、クラウドや画像解析技術を用いた顔パスシステムなどDX推進拠点としても地域への波及効果を狙っている。また、リモートワークによって仕事を辞めずにUターンする、「所得首都圏/田舎暮らし」という新しい生き方を実現するため、個人やチームで使えるリモートワークルーム、サテライトオフィス用途の部屋も用意した。

広い視野を持つコミュニティ形成の一環として、建物1F中央には入居者が自由に使用できるカフェスペースを設ける。設置するインタラクティブモニターでは入居者のVISIONや特技を紹介するほか、開放感と青森の文化が融合されたこの空間には、自然と人が集うよう設計している。時にはオフィスから移動し、リラックスした状態で会話をしながら新たな気づきを発見できるような役割も担う。

シェアオフィスBLUE