B Labは、伊豆諸島最南端に位置する東京都青ヶ島に「B Lab青ヶ島」を設置する。Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させる参加型プラットフォーム。

B Lab青ヶ島はコワーキングスペース「NYAYA」を拠点とし、DAOヶ島プロジェクトを推進するJPYC社などと連携。青ヶ島でイノベーション促進や新しい価値の創造など、未来の可能性を広げる場として様々な挑戦に取り組んでいく。B Lab青ヶ島のオーガナイザー・佐々木加絵さんは、「青ヶ島の魅力を知ってもらうとともに、新たな体験や喜びを創り未来に繋げていけたら幸いです。」とコメントした。

青ヶ島は人口170人と日本一人口の少ない村として有名だが、二重火山や地熱蒸気、満点の星空など魅力に溢れた島。また「DAOヶ島」の愛称でも知られており、DAO(分散型自立組織)を使ったイノベーション拠点としても注目されている。

東京都青ヶ島では、「青酎」など、この島ならではの特産品が人気。また、JPYC代表の岡部さんが地方創生の一環として DAOを使った島おこしに注目しており、さまざまなスタートアップにとっての実証実験の場となることが期待されている。JPYCでは青ヶ島でブルーエコノミーといわれる海の経済圏の実業を行いつつ、金融機関設立を目指す新規事業などを推進中。