2023年08月29日 16:13

RSUPPORTでは、提供するリモートアクセスサービスRemoteViewの過去4年半の接続データ分析を実施した。

新型コロナウイルス感染症が広く流行する前の2019年。曜日ごとの1回接続時の平均遠隔制御時間は、月曜日~金曜日の平均利用時間は約30分未満。外出先や自宅などからスポットで接続し、資料確認や社内システムを確認する形と見られる。

新型コロナウイルス感染症拡大(2020年1月~2022年12月)の平均利用時間は、2019年度の利用時間よりも倍増。平日1回の接続あたりの利用時間は週末の利用時間より長くなり、平日に日常的かつ継続的にリモートアクセスにて業務がおこなわれていることが分かる。

コロナ禍で在宅勤務が定着してきた2021年・2022年は、2020年より平日の利用時間が約1.5倍に延びており、曜日ごとの大きな利用時間の差は見えない。

さらに2023年1月~7月には、在宅勤務とオフィス出社を併用するハイブリッドワーク型を導入する会社が増加。平日のリモートアクセス利用は主に月・水・金での利用が目立ち、在宅勤務として週明けの月曜日、週の中日の水曜日、週末まで1日となった金曜日が選択されている。その他の曜日に関して、リモートアクセスへの接続時間は2023年の月・水・金と比べて短いものの、コロナ感染拡大以前の2019年度の同じ曜日と比べると利用時間は長い。リモートアクセスを利用した働き方が過去と比べて定着していることが推測できる。