2023年08月25日 09:11

日本ユニセフ協会は、「世界の子どもと出会う場所」をテーマに、2022年秋リニューアルした展示施設「ユニセフハウス」が、「第17回キッズデザイン賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)」を受賞した。

キッズデザイン協会が主催するキッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設された。子ども用にデザインされたものはもちろん、おとな・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となる。

日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言を担っている。「ユニセフハウス」は、世界の子どもたちの現状とユニセフの活動を伝える展示施設として2001年開館。2022年10月、「世界の子どもと出会う場所」をコンセプトに約20年ぶりにリニューアルオープンした。この地球に生まれて、それぞれの環境で生きている子どもたち。多様な世界にあって、子どもたちが生まれながらにもつ「おなじ」と、きびしい現実が伝える「ちがい」を、さまざまな仕掛けによる体験型の展示によって体感できる。SDGsや子どもの権利についても親子で学ぶことができる施設だ。

入館無料。場所は、東京都港区高輪 4-6-12 ユニセフハウス。

特設サイト