
女性の実学協会は、自社を発展させる女性取締役を育てる「女性役員候補育成塾」を9月27日にスタートする。
女性の実学協会は、女性役員が日本企業に増える土壌づくりに貢献したいと女性の実学塾を立上げた。政府が6月に発表した「女性版骨太の方針」では、上場企業の役員について2030年までに女性の比率を30%以上にすることを目指すとしていて、企業も待ったなしの対応が求められている。ただし、即戦力として登用しようにも女性の人材そのものが不足している企業がほとんどで、現段階ではどうしても社外の経験豊富な女性人材に頼らざるを得ない。しかし、やはり持続的に企業を発展させるためには、自社の事情に精通している社内の人材が関わることが重要であり、そのための女性役員候補の育成が急務だ。そこで、3年、5年後に会社を支える次世代を輩出するため、まだ他に類を見ない実践的な育成塾を開講する。
カリキュラムは、経営に必要な5つのスキル、状況認識力(冷静で的確な社内・外の情報収集と分析力)、ビジネス構築力(お客様視点と女性の感性を活かした創造力)、プロデュース力(ビジョンづくり、計画性、チームマネージメント、収益管理)、プレゼン力(社内で自分の構想を論理的に経営観点で語れる力)、経営者的視点と行動力(中長期的判断、コンプライアンス・リーガル他の基礎知識)を獲得する内容になっている。
受講料は18万円(税込)/人。開催スケジュールは、9月27日〜、月2回(6ケ月。オリエン1回、講義10回)、第2・第4の水曜日(祝日などで一部変動あり)13時~15時。場所は、オンライン/Zoom。