2023年08月21日 09:53

BIOTECHWORKS-H2は、廃棄物ZEROプロジェクト「ごみから水素へ」をテーマとした「BIOTECHWORKS-H2」を始動する。

同社はサステナブル素材「ZERO-TEX」の開発に成功したやまぎんの子会社として7月5日に設立された。同社は、アパレル業界が直面する社会課題である「廃棄アパレルの削減」「グレーゾーンだらけのサステナブルからの脱却」だけにとどまらず「全ての有機廃棄物を再生可能エネルギーへ変換させ、サステナブルの先にあるリジェネレーション(再生)社会の構築」を目指していく。第1弾として、BIOTECHWORKS-H2プロジェクトに賛同するサポーター企業の募集を開始した。

「BIOTECHWORKS-H2」は、同社が従来得意とするアパレルだけではなく有機廃棄物全般をクリーンな水素エネルギーにケミカルリサイクルするシステムを媒介にして企業や人を結び付け、地球環境や企業が抱える課題の解決を目指しグレーゾーンの無いサーキュラーエコノミーの構築を叶えるプロジェクト。アメリカ法人BIOTECHWORKS-H2はアメリカにあるプラント会社と契約し、そのプラントをベースとして使用し、廃棄物を燃焼させずにガス化という手法を用いて、有機廃棄物の99%以上を再生可能エネルギー化することが可能。またすでにバッジ試験も終わらせており、他の類似プロジェクトよりも実現に向けて大きなアドバンテージがある。2025年より日本とマレーシアでプラント建設を目指し、2030年までには「全てごみが資源になり、廃棄物がゼロになる」時代を構築する。

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