ハイテクインターは、NTT docomo/ローカル5G対応の小型軽量産業用5Gルータ（HW5G-3100-SSD）を、8月より発売開始した。本製品は小型軽量と広い動作温度で、ロボット・ドローン・重機・トラクターなど様々な産業用機器の遠隔監視・制御/自動操縦に幅広く活用できる。

昨今、ドローンやロボットからの映像伝送の需要が多くなってきた。しかし、ドローンへの設置は小型で軽量であることが必要不可欠。また、操縦用の無線だけでなく、映像もしっかりと高速・低遅延で通信できなければ監視・制御には不十分となる。しかしこれまでの製品はサイズも大きく、映像伝送ではなく操縦用の無線が多く、ドローンやロボットの遠隔監視や制御には適していなかった。

こうしたニーズに応えるべく、このたび小型軽量のNTT docomoの5G/LTE及びローカル5G対応の産業用ルータを8月に発売開始した。本ルータは、NTT docomoの5G/LTE及びローカル5G対応、2.5Gbpsのイーサネットポートを搭載しており、高速・大容量・低遅延の通信が実現可能。特に、産業用ルータでは珍しく、2×2MIMO（ツーバイツーマイモ）の高速アップリンクに対応しており、高画質の映像を従来の2倍の速度でアップロードが可能。

サイズは、名刺入れの半分ほどでコンパクト。DC5～32Vで駆動と省電力のため、ドローンでも給電できる。さらに、-30～＋60℃の広い動作温度で耐久性にも優れ、屋外設置にも最適。Softbankとau対応版については、年内リリース予定。詳しくはこちら。