2023年08月14日 12:58

Smart119は、「さっぽろ連携中枢都市圏(12市町村連携)」が開催する行政オープンイノベーションプロジェクト「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」の第2期として、同社が開発した救急医療情報システム「Smart119」(特許第6875734号)の実証実験を、江別市にて8月1日〜2024年3月31日まで実施する。

「Smart119」は、救急隊が出動現場で行う傷病者情報の入力、事故状況等の共有、複数の医療機関への一括受入要請などを、タブレット端末等を使って迅速に行える救急医療情報システム。一刻を争う救急現場の業務効率化、救急隊員の負担軽減、医療機関とのスムーズな連携をサポートし、搬入先医療機関選定をはじめ、一連の救急活動時間の短縮を目指す。

「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」は、「さっぽろ連携中枢都市圏」の12市町村とスタートアップの協働で、地域・行政課題の解決を目指す国内最大級の行政オープンイノベーションプロジェクト。救急医療情報システム「Smart119」は、同プロジェクトに採択され、2022年度の第1期では札幌市で実証実験を実施。2023年度の第2期は11市町村を対象として、まず6月に小樽市で実証実験を実施した。

今回の江別市においての実証実験は「延長する救急活動時間のうち、医療機関選定時間をICT化により短縮する」を目的に、8月1日〜2024年3月31日まで行う。第2期の実証実験は引き続き、さっぽろ中枢都市圏で実施予定だ。

「Smart119」の主な機能