2023年08月03日 19:11

ブックオフコーポレーションは、企業が保有する滞留品や、返品などの訳あり品、鉄道や宿泊施設等の忘れ物、自治体で処分するまだ使えるモノなどをブックオフが海外で展開するリユースチェーン「Jalan Jalan Japan(JJJ)」を通じて再販する事で廃棄コストの削減につなげるサービスを開始した。

ブックオフは、リユース店舗「BOOKOFF」を通じて、年間約4億点の商品を買取しているが、一定期間に販売の機会に恵まれなかった商品が年間4万トンに及ぶ。ブックオフでは、これらを資源としてリサイクルにつなげる他、海外で展開するリユース店舗「JJJ」で再販する事で、4万トンの92%をリユース・リサイクルするシステムを構築している。

JJJは、2016年にマレーシアで1号店を出店、現在は中央アジアも含めて11店舗を展開している。JJJの強みはその「販売力」であり、2022年の年間レジ通過客数は120万人、販売点数は700万点と現地の多くの人々の喜びにつながり、日本側の「すてない社会」につながっている。このシステムを、JJJだけでなく日本中のありとあらゆる処分に困っている企業、法人、自治体の人々にも使ってもらいたいという想いから「法人・自治体向けの廃棄コスト削減サービス」の立ち上げに至った。

このサービスを利用してもらう事で、企業、法人、自治体にとっては廃棄コストの削減につながるほか、現地の利用者に直接届ける、安心感(トレーサビリティ)にもつながるものと考える。

「法人・自治体向けの廃棄コスト削減サービス」ホームページ