2023年08月03日 09:02

silkmaster SBは、ポーラ美術館で12月3日まで開催中の「シン・ジャパニーズ・ペインティン革新の日本画―横山大観、杉山寧から現代の作家まで」展の展覧会オリジナルグッズとして、塩を使ったインスタレーション作品を出品している、山本基さんの作品「時を纏う」をプリントしたスケートボードを提供。同館ミュージアムショップでの販売を開始した。
日本の美術館の来館者の男女比は圧倒的に女性が高く、ミュージアムグッズも女性向けの商品が大半を占めている結果、男性来館者の購買意欲を喚起する選択肢が少ないのは現状だ。一方、決まって形状を持たない抽象表現や展示空間を含めたインスタレーションを作品とする芸術表現が増えるなかで、アートの鑑賞体験を具体的な形として手元に置くことが難しくなってきている。
そこでsilkmaster SBは、ストリートカルチャーを象徴するスケートボードをミュージアムグッズに導入して、男性来館者の新たな需要を喚起することを提案する。今回取り上げた山本基さんの塩を使ったインスタレーション作品の画面の繊細な模様は、スケートボードにプリントすることで鑑賞体験を保存することが容易になる。「シン・ジャパニーズ・ペインティング」展に合わせて自立式のスタンドも開発、机などの平面でも展示できるようになった。
販売期間は7月15日~12月3日、ポーラ美術館「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画」展会期中となる。