2023年08月03日 09:01

matsuri technologieは4月1日以降の宿泊予約データを分析し、結果を公開する。

2022年10月より毎月、訪日客(インバウンド)は増加傾向にあり、7月の調査結果では、先月に引き続き、日本人観光客数が2位となった。matsuri technologieは日本全国で、アパートメントホテルや住宅宿泊事業の物件の運営を行っている。訪日客の回復の状況を少しでも多くの人に知ってもらうため、調査結果を公開する。

国別の順位は、1位からアメリカ、日本、オーストラリア、台湾となっている。先月のデータと比較すると、7位だった台湾が4位と順位を上げている。宿泊数を見ても、日本は前月に比べて1.5倍ほどに増加しており、国内の旅行需要の増加と共に民泊を宿泊先として選択する人が増えていると考えられる。割合こそ低いものの、中国からの観光客も前月比1.5倍ほどになっており、今後の動きに更に期待が高まる。

また、日本政府観光局が発表した資料によると、「米国や豪州等において2019年同月比を超える回復を見せた」と発表している。一方で、「国際線定期便に関しては、2023年夏ダイヤ時点でコロナ禍前の約6割まで運航便数が回復」のため、ダイヤ増加につれて今後も外国人観光客数が増加していくことが予測できる。

2023年初めから5月にかけ、平均宿泊日数は減少傾向にあったものの、一度6月に上昇し、再度減少傾向にある。滞在日数の減少は旅行者の活発な動きを示しており、夏にかけて更に活発になることが予測される。